【2025カレンダーの人気アイテム】 フランス 1940-50年代 AU PRINTEMPS コミュニオン箱入り リボンとオモニエール

1865年創業老舗百貨店AU PRINTEMPS（オゥプランタン）の箱入りコミュニオンリボンとオモニエールのセットです。

こちらの美しいリボンは Brassard ブラッサール／腕章 と呼ばれるもので腕に着けるものです。
グログラン地で裾に結われたクロス状のデザインと優雅にたゆたう柔らかな糸が全体的に美しい形状をもたらしています。

巾着型の Aumonière オモニエール には砂糖菓子のドラジェを入れます。
素材は透け感と張りのある生地です。

また、アイテムを括りつける用に使用されたのか白いリボン2本も一緒に納まっていました。
リボン2本には折り畳んだ皺が残っていますが、リボン＋オモニエール共に大きな劣化はなく良い状態です。

ペーパーレースであしらわれたボックスにはAU PRINTEMPSのラベル付きです。
コーナーに一部裂傷がありますが、それ以外に大きな劣化はありません。

年代物のアイテムとしてお楽しみ頂けましたら幸いです。

★ちょっとお話：Communion コミュニオン(初聖体)
コミュニオンとはキリスト教徒として洗礼式の次に受ける儀式のことです。
昔は2回(1er 7〜8歳、2em 10〜12歳)行われていたようですが現在は1回（2em 10〜12歳）が主流のようです。
店主も従妹の女の子のコミュニオンに参列したことがあります。
日本でいう七五三みたいなものかなという解釈をしていましたが、この儀式を受ける前には教会へ通いキリスト教について学ばなければいけない期間があります。
それを無事に終えた暁にコミュニオンに参加できる資格が与えられるということです。
カトリックの習慣が今以上に身近であったその昔では、儀式を終えた後の食事もそれは盛大だったということだそうです。

＊サイズ《箱 外寸》33.5×14.5×5.5cm《リボン》約39×13cm《オモニエール》約29×15cm
＊重さ　：169g