【2025年度カレンダ】【オーダーメイド例_ほくとくん】羊毛フェルト、猫ぬいぐるみ、フェルト猫、半立体肖像画、オーダーメイド、メモリアル

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【HOKUTOくんのこと】ご依頼者様より
名前 ほくと
猫 雑種 オス 年齢 9歳
虹の橋 /命日 2022・3・6

エピソード
2012年10月 保健所に収容されていた黒猫の子猫。
18歳の猫を見送ったばかりで お迎えするつもりはありませんでしたが 里親さんが決まらず クリスマスになり この子は 新年を迎えられないのではないか?と 結局は面会に。涙と鼻水でぐちゃぐちゃで 鼻水は少し血が混ざっていました。しかも前日に アメショmixの子猫が5匹も収容されたそうで( 明らかにその子達のほうが可愛かった 笑 ) この子は絶対に 選んでもらえないと思いました。
物怖じせず 私にしがみついてきてくしゃみを連発。 鼻水まみれにされながら 病院へ行こうね!!と そのまま連れて帰りました。
幸い 食欲もあり元気いっぱいで ちょっとおバカかなというくらい天真爛漫。
猫風邪の後遺症もなく 男の子らしい大きな体の綺麗な黒猫に育ちました。
2021年10月
遊ぶ元気はあるのに 食欲がない日が続き病院へ。
ちょっと体調を崩しただけと軽い気持ちでしたが 先生から告げられた病名は 骨髄腫。
症例も少ない恐ろしい血液の癌。
最悪の結果でした。
目の前が真っ暗になり 胸が苦しくて こんなにいい子なのに どうして?と頭の中がぐちゃぐちゃのまま 家に帰りましたが 点滴を受けて 少し楽になったのか 久しぶりに美味しそうに食べる姿をみて 少しでも長くご機嫌さんに過ごせるよう 出来ることをしよう!!一緒に頑張ろう!!と 私が励まされました。
それから5ヶ月間 病気と闘い今年3月に虹の橋へ旅立ちました。
休日に私の膝の上で静かに眠りにつきました。
看取ってあげられなかったと 私が後悔しないようにしてくれたのかな。
ほとんど食べられなくなっていましたが 最後まで 目の輝きを失わずに 可愛らしい顔でいてくれました。
今はまだ あの子を思い出して 涙が出てしまいますが 強く生きて 幸せを沢山くれた あの子の可愛い姿を形にしたくて お願いしました。

【制作者より】
エピソードに感動し全文載せさせていただきました。私達は殺処分ゼロ社会を目指す団体への寄付をさせていただいていますが、このかわいいクロネコほくと君はギリギリのところでの猛アピールがやさしいご家族の心を動かし、助けられて9年間幸せに生きることができました。どんな子も最期は色々な病気になり亡くなっていくのだと思いますが、綺麗で大きなクロネコに育ち、いい子で可愛がられて暮らした日々の思い出が最後の苦しみを帳消ししてくれたと思います。お選びいただいたシンプルな背景が育った北の国に似合うように思います。

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